ま
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日本語
[編集]- 平仮名
- 五十音図: ま行 あ段
- いろは順: 30番目 「や」の次、「け」の前
- 字源: 末の草体
- 片仮名: マ
- ローマ字: ma
- Unicode
- 16進: 307E
ま - 10進: 12414
ま
- 16進: 307E
名詞: 間
[編集]ま【間】
熟語: 間
[編集]名詞: 真
[編集]ま【真】
翻訳: 名詞: 真
[編集]- アイヌ語: si
接頭辞
[編集]ま【真】
- 真実の、正しい
- ちょうど……、すぐ……。例.「真正面」「真後ろ」
- 真剣な。例.「真顔」
- 同種の生物のうち、主たる種の生物名に冠する語。例.「マダイ」「マイワシ」
翻訳: 接頭辞
[編集]- アイヌ語: si-
副詞
[編集]ま
- 「まあ」の異表記または短縮形。
- (廃語) さらに。もう。
- 1904年、河口慧海「チベット旅行記」[4]
- ちょうどそれが午前九時頃でしたけれどまだその川端には少し氷がありますし、今渡った分にはとても寒くっていけない。第一氷で怪我をするからま少し融けてからでなくちゃあいけない。その間に茶でも拵えて昼飯でも喰いましょうという考えでその通りにやりました。
- 1906年、夏目漱石「草枕」[5]
- 「道理で頭に瘤が出来てらあ。そんな不作法な頭あ、剃るなあ骨が折れていけねえ。今日は勘弁するから、この次から、捏ね直して来ねえ」「捏ね直すくらいなら、ますこし上手な床屋へ行きます」「はははは頭は凹凸だが、口だけは達者なもんだ」
- 1928年、三上於兎吉「艶容万年若衆」[6]
- 「まあそのように不機嫌な顔せずとお春どのをま一度眺めて、此席で酒宴をつづけよう」片里はなおも慰めて見ました。
- 1955年、柳田国男「年中行事覚書」[7]
- 子供とか外国の旅客とかは、今までの常識には囚われないから、とんでもない質問を出して、返答に困らせることが多い。たまにはこういう人たちの立場に立って、ま一度日本を見なおして見るのもよく、また少なくともそういう無邪気な疑いを、どう説明するかを考えておくのもよい勉強である。
- 1904年、河口慧海「チベット旅行記」[4]
複合語
[編集]造語成分
[編集]ま- (目-)
漢字
[編集]古典日本語
[編集]接尾辞
[編集]ま
- 動詞の未然形、打消しの助動詞「ず」などに付き、状態を表す接尾辞。主に、後ろに「に」を伴い副詞句を作る。
註
[編集]- ↑ 青空文庫、2014年2月14日作成(底本:「吉川英治全集・43 新・水滸傳(二)」講談社、1967(昭和42)年6月20日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001562/files/56065_53040.html
- ↑ 青空文庫、1999年9月29日公開、2005年10月22日修正(底本:「太宰治全集2」ちくま文庫、筑摩書房、1988(昭和63)年9月27日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/281_19987.html
- ↑ 青空文庫、2016年3月4日作成(底本:「坂口安吾全集 14」筑摩書房、1999(平成11)年6月20日初版第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42972_58925.html
- ↑ 青空文庫、2011年8月31日作成、2012年5月7日修正(底本:「チベット旅行記(一)(二)(三)(四)(五)」講談社学術文庫、講談社)https://www.aozora.gr.jp/cards/001404/files/49966_44769.html
- ↑ 青空文庫、1999年2月17日公開、2011年5月21日修正(底本:「夏目漱石全集3」ちくま文庫、筑摩書房、1987(昭和62)年12月1日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/776_14941.html
- ↑ 青空文庫、2014年5月14日作成、2014年11月15日修正(底本:「書物の王国⑧美少年」国書刊行会、1997(平成9)年10月15日初版第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000310/files/55137_53585.html
- ↑ 青空文庫、2013年4月30日作成、2017年8月23日修正(底本:「年中行事覚書」講談社学術文庫、講談社、2009(平成21)年3月19日第32刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001566/files/53812_50600.html