電池容量4-5%向上…トヨタ子会社PPESが量産開始、新型EV電池の性能
トヨタ自動車の電池子会社であるプライムプラネットエナジー&ソリューションズ(PPES、東京都中央区、好田博昭社長)は、電気自動車(EV)用の新型角形リチウムイオン電池(LiB)の量産を開始した。従来型に比べ、電池内のセル一つ当たりの電気容量を4―5%向上した。主力工場の姫路工場(兵庫県姫路市)に新ラインを構築した。
新型LiBは従来品とセルサイズを同等にしつつ、電気容量を増やしたため、航続距離の延長や電池自体の小型化につながる。姫路工場の新ラインの生産能力は年間約7ギガワット時(ギガは10億)。同社は今後の需要増を見据え、さらなる生産能力強化も想定する。
新型LiBは一部改良したトヨタの「bZ4X」や高級車ブランド「レクサス」の「RZ」に加え、SUBARU(スバル)の新型「ソルテラ」に搭載される。
PPESは車載電池の安定供給を目的に2020年4月に設立。トヨタが51%、パナソニックホールディングス(HD)が49%を出資する。
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日刊工業新聞 2025年10月17日