延べ床面積1万㎡超の商業複合施設開設へ…南海電鉄、泉ケ丘駅前整備を再開した理由
南海電気鉄道は堺市の泉ケ丘駅前整備を再開する。2028年度に商業複合施設を開設し、31年度に30階建てで約370戸の分譲高層マンションを建設する。連携する堺市は駅前空間で階段やデッキなどを28年度に整備して回遊性を高める。
商業複合施設は4階建てで延べ床面積は約1万900平方メートル。金融・クリニック・学習などのサービス店、カフェなどの飲食店、食物販売店、量販店などが入居する予定。マンションは南海電鉄など複数事業者で建設する。延べ床面積は約4万2000平方メートル。
同駅は住宅団地「泉北ニュータウン」の中心地。当初は25年に商業施設やオフィスなどの複合施設を開業する計画だったが、工事費高騰などの影響を受けて23年に延期を発表していた。25年に近畿大学病院が開設し、住宅や商業の需要が見込めるとして整備を再開することにした。
同駅エリアでは都市再生機構(UR)が高層賃貸住宅の建設、堺市と連携で企業誘致に取り組むなど活性化を図っている。
南海電鉄は選ばれる沿線を目指し、地域の持続的発展を図る。
日刊工業新聞 2026年02月05日