新築オフィス外装にガラス型ペロブスカイト太陽電池、阪急電鉄など国内初
阪急電鉄と阪急阪神不動産(大阪市北区、福井康樹社長)は、建て替え工事中で2027年完成予定のオフィスビル「東阪急ビル」(同区)に、パナソニックホールディングス(HD)が開発したガラス型ペロブスカイト太陽電池(PSC)を実装する。最上階の10階のバルコニーの手すりに設ける。新築オフィスビルの外装にガラス型PSCを実装するのは国内初という。
ガラス型PSCを18枚使い、高さ1・4メートル、幅33メートルのバルコニーの手すりに実装する。ガラス型PSCは基板の建材ガラスに発電機能を一体化し、手すりの役割を保ちつつ太陽電池を組み込める。大きさや透過性、意匠性を外観デザインに調和させられ、建物の外装や共用部など従来太陽電池では難しかった場所にも設置できる。
ガラス型PSCの設置効果を検証し、阪急阪神HDが手がける開発案件や改修計画での太陽電池の新たな活用法を検討する。
【5刷】次世代型太陽電池の本命がよくわかる新刊「素材技術で産業化に挑む ペロブスカイト太陽電池」(技術監修:宮坂力)好評発売中
日刊工業新聞 2026年3月6日