小林製薬の「紅麹」、摂取後に1人死亡か 76人入院

小林製薬は26日、健康被害の恐れがあるとして自主回収を決めた紅麹(こうじ)原料を含む機能性表示食品を摂取した消費者1人が死亡した可能性があると発表した。腎疾患で亡くなった人が生前に回収対象製品「紅麹コレステヘルプ」を使用していたと遺族から連絡があり判明した。同社は「事実及び因果関係を鋭意確認中」としている。
小林製薬によると、2021年4月〜24年2月に継続して購入していたとみられる1人が死亡した可能性があるといい、自主回収の対象となる製造番号が含まれていた。製品摂取との因果関係を調べている。同社は26日に遺族と面会して病名などの詳細を確認する予定だ。
紅麹を使った機能性表示食品の摂取で腎疾患などの症状が出たとして、小林製薬は22日に5製品の自主回収を発表した。現時点で製品と腎疾患などとの関連性の有無は確定していないと説明している。
新たに健康被害を訴えて入院している事例が約50件判明し、26日午前10時45分現在で76人が入院、7人が通院したことがわかっている。一時、人工透析が必要になった人もいる。
紅麹原料は飲料や食品メーカーなど52社に供給していたことも明らかになった。メーカー側では商品の自主回収発表が相次いでおり、被害規模は今後さらに拡大する可能性がある。














